PDCL:成功要素をレバレッジせよ
みんな大好きPDCAサイクル。Plan, Do, Check, Action. 計画を立てて(Plan)、実行し(Do)、活動を見直し(Check)、改善のための行動をする(Action)というフレームだ。
PDCAを回すことで漸近的に少しずつモノゴトを改善していく方法としてとても良い考え方なのだが、残念ながら、特に思考停止組織でマネージャーから高々に掲げられることが多く、かわいそうな目に遭っている考え方だ。更に、イノベーションの様な大きな飛躍が求められる場合には、適さないと考えられている。
フィードフォワードも良い考えだ。だがここでは、PDCAリスペクトで、少しだけの改変としたい。ここでは、PDCAに代わるフリームワークとして、PDCLを提案したい。
Action(改善行動)ではなくて、Leverage(成功要素の展開)を重視する。
Leverage=レバレッジ、テコ的利用、だ。どんな活動にも成功がある。その成功した要素にレバレッジをかけて、さらに大きな成功のタネとする。これが、PDCLの考え方である。Lを想定したP,D,Cを実行することも重要だ。
…と、ここまで書いてPDCLを検索したら、なんと、既にあった!
だが、ここでのLはLearningだった。確かにそれも重要だ。