山盛りのイクラ。

好奇心に駆られて一度はやってみたいこと。実際やってみると案外大したことがない。すると次の目新しいことをやってみたくなる。人生はその繰り返し。一体、どこに行き着くのだろう?

イチゴ狩りとIKEA

イチゴのシーズンである。今日はいちご借りに行ってきた。イチゴは高い。1パック数百円は普通にするのだ。

だがイチゴ狩りに行くとその数倍いや十数倍コスト効率よくイチゴを食べることができる。その理由を少しだけ考えてみた。

農家がイチゴを出荷することと、イチゴ狩りで提供すること、その2通りの比較になる。

イチゴ出荷に必要なコスト(イチゴ狩りで削減されるコスト)は以下が考えられる。

  • イチゴを選んで収穫する作業費用
  • それをパッキングするための作業費用
  • 包装材の費用
  • 包装されたイチゴを出荷する輸送費用
  • 店舗側で保管する保管費用あるいは店舗における場所代
  • 店舗における店陳列の作業費用
  • 店舗における利益

次にイチゴ狩りに必要なコスト(イチゴ狩りにするために発生するコスト)は以下が考えられる。

  • 接客業としての作業費用
  • 駐車場などの販売店舗としての費用

これらのコストを比較してペイする分だけ、イチゴ狩りはコストを下げることができるのだ。加えて利益を販売店など流通側と折半しなくても良い点もある。素晴らしい。逆にとっても嬉しい。

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客が勝手にやってきて勝手にイチゴを食べてそして帰ってくれる、これはまさに家具業界におけるIKEAのビジネスモデルである。

くりりんベリー | 東京瑞穂町のいちご園