言語を学ぼう
アメリカ人、だが日本語で話している姿しか見たことが無かった人と、英語でみっちり話す機会があった。
するとどうだろう。まったくの別人ではないか!英語で話しているときはアメリカンジョークを連発して、口も達者な、完全なアメリカ人だった。
一方で、再びその人が日本語で喋る姿を見ていると、礼儀正しい紳士な日本人であった。その方はとても礼儀正しい日本語を学んだのだろう。
言語に伴うコミュニケーションスタイルの性質が違うからだろうか。
自分も感じるのだが、英語でコミニケーションとってる時は何故かオープンマインド風になってくる。一方で日本語コミニケーションの場合はなんというか、うまくごまかすような、はぐらかすようなコミュニケーションテクニックが使えるため、かえって曖昧なクローズドなコミニケーションになってしまうことがある。
完全な翻訳というのは難しい。言語はちゃんと学んで自分のものにするべき。
ちなみに、この話を九州出身の人としてみたところ、九州弁で怒ってもあまり怒ってなさそうに聞こえるが、標準語で怒ると言葉がきつくて刺さりすぎるから困る、と言う話を聞いた。
なるほど言語は奥が深い。
ちなみに英語は勉強した方がいいな、と思った経験がある。映画Back to the Futureの字幕を見た時である。タイムマシン・デロリアンは「時速140kmでタイムトラベルをする」と字幕にあるのだが…
大事なのは「時速88マイルでタイムトラベルをする」ことにある。ダブルインフィニティ(を縦に並べた)、88マイルであるところがとてもお洒落なのだ!
英語を知らないばかりに、元作品の良さを一つ理解し損ねてしまっている。
バック・トゥ・ザ・フューチャー 25thアニバーサリー Blu-ray BOX [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- 発売日: 2010/10/26
- メディア: Blu-ray
- 購入: 23人 クリック: 377回
- この商品を含むブログ (103件) を見る
…話は飛ぶが、令和の良さを理解するには、万葉集を当時の言葉で読み込む必要があるだろう。